「伐採」というワードを聞いて、環境破壊しているとネガティブなことをイメージする人は今だに少なくありません。
確かに、計画性のない過度な伐採は土砂崩れ・土壌栄養分の流出などホントに様々なデメリットがあるのは事実です。
しかし逆に、計画性のあるバランスのとれた伐採は森林環境の生育環境をむしろより良いものにするというメリットが沢山あります。

木にも伐り時があります。伐るべき時に適切に伐って木を活かし、そして新しい苗木を植え生長させ大きくなるのを見守るのも素敵だと思っています。環境にも良いと聞いています。

木や枝葉は無限に生えるわけではありません。伐ってしまうと生えなくなってしまう場所があります。木にも年齢もあり役目もあります。枯れてしまえば木を活かすことも出来ません。家や家具、燃料にもなれるのです。

また、伐採することで木々の密集による採光や通風の妨げを防ぐことができ、周りの若い樹木や種子の生長を促します。また、庭や市街地の道路や隣地等にはみ出した樹木の枝葉を剪定伐採することによって枯れ木の落枝や見通しが悪いことでの事故が起こるデメリットを未然に防ぐこともできます。(これらの中には竹も含まれます)
伐採をバランス良く行うことで美しい環境の保全や事故・災害防止になるというメリットがあります。
土地所有の皆さんも「枝葉が成長してしまい家に日光が入らない」「枯れかけている木が台風で倒れそうで恐い」など木に関して様々な問題をお持ちの方は沢山いらっしゃると思います。

こういう時には自分で木を伐ってしまえばと思う方もいらっしゃると思いますが、
伐採作業は樹木に登ったり、根元から切り倒す作業になることもあるため、作業中に自身に危険を伴うことはもちろんですが、伐採方法によっては予期せぬ事故や被害が起きてしまうデメリットがあるかもしれません。
筋肉痛で済めばOKですが怪我や落下、故障や破損をよく耳にします。

作業は伐採の技術や知識と経験を持って時間と手間と道具費用をかけて行う必要があるので、ご経験や適切な道具がない状態でご自身で作業されるのは、やはり不安であると言わざるを得ません。

たった1本の雑木であってもそれは同じことです。難度な伐採が必要な場合はもちろんですが少量の伐採でも伐採専門業者にご依頼されることをおすすめいたします。

～ 街中の木こりより ～