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チェンソーが伐れません。なにか策はないですか?
チェンソーが突然伐れなくなりました。刃は回っているのですが切断が進んでいきません。(始めはスムーズに伐れるのですがすぐに伐れなくなります)どうすればよいでしょうか?
その症状はソーチェンの目立てよりもガイドバーのバリが原因かと思われます。長く使っているガイドバーは、何万回もソーチェンの摩擦が生じていますので金属バリが出てきます。ガイドバーも硬質ですので摩耗には強いのですが、一度出たバリも硬質なのです。また、使用しているチェンオイルが潤滑性能が低いと放熱性も低く金属は熱を持つと変型しますのでバリが起こりやすい結果となります。
※それ以外には扁平や反りなどの原因も当然考えられます。
ソーチェンの目立てを怠ると・・・
スムーズに伐れない▶︎▶︎伐るまでに時間がかかる▶︎▶︎回転している時間が長くなる(回数が多くなる)▶︎▶︎熱を持つようになる▶︎▶︎変形してしまう▶︎▶︎バリが出る▶︎▶︎切創幅にガイドバーが引っかかりソーチェンが空転してしまう▶︎▶︎位置止まりして伐れなくなる
▶︎▶︎ガイドバーのメンテナンスも必要になる(ガイドバーレベラーなどが必要)
すぐに伐れ味が落ちるのであれば・・・
目立ての精度が低いことが考えられます。そのような状態の場合、常に切断時の抵抗が大きくなってしまいます。
そのため、研磨回数を増やして精度を高める必要がありますが、目立ての時間がかかってしまうため目立て工具の見直しもおすすめしています。(丸やすり摩耗やFG4など)
また、目立ての頻度が約10倍変わるデュロ刃への交換もおすすめです!
ソーチェン、ガイドバー、スプロケットの状態が、スムーズなカッティングと比例します。
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